リハビリ兼ねて甘楽町「紅葉山」「摩崖仏」
登山日1993年10月9日
10月9日
両足捻挫に加えて先週ミニバイクでカーブを曲がり損ねて転倒してしまった。両足の膝を擦りむいて、両手打撲それにどうも左足の筋を伸ばしたらしく歩く度に痛みが走る。
ミニバイクを見ると後輪のタイヤの溝が無くなっているので交換しようと富岡市に向かった。バイクショップでタイヤ交換したところなんと後輪だけで¥9000円もかかってしまった。これでは乗用車のタイヤ交換よりも高い。今度はやり方を覚えたので自分でやろうと決心した。
修理が終わったところでタイヤの様子と自分の足の様子を見るために甘楽町小幡に向かった。小幡は環境庁選定の「日本名水100選」に選ばれた雄川堰のあるところで知られている。
紅葉山と書いてある道路の案内板に従って走るとなんとそのまま山頂?に着いてしまった。徒歩0分であった。山と言っても三角点があるわけでもなく何となく山らしくない。ここには紅葉山の名前の通りモミジが植えられている。そしてその木の一本一本に名札が下がっている。「結婚記念」「入学記念」「卒業記念」と様々である。何となく徒歩0分とは物足りなさがある。
再びミニバイクに乗って移動を始める。今度は日本一の摩崖仏の標識が目に入った。今度はここにしようと決めた。摩崖仏は長厳寺と言う寺の裏山にある。山門をくぐり寺の右脇の階段を登ると5分ほどで摩崖仏にたどり着く。ふくよかなお顔の摩崖仏が岩に彫られている。高さ10m、幅8mの大きさである。ズブの素人が6年の歳月をかけて完成したものだそうである。
この摩崖仏の脇に「連石山ハイキングコース」の標識があるので登って見る事にした。登り始めて10分程でダルマ岩に到着した。岩の右を回って簡単に岩の上に立つ事が出来た。岩の上からは雑木が邪魔をしてあまり展望は望めない。ただ岩の下を見るとかなりの恐怖心が沸き上がってきたので早々に退散する事にした。
このダルマ岩から連石山へはどうに行ったらいいのかこの場所からは標識も全く無く、道も解らないのでこのまま引き返す事にした。足の痛みはまだ取れていないが、簡単な歩きなら何とか出来そうである。ひとまず安心と言うところである。
群馬山岳移動通信 /1993/