***根塚** 根塚は登山口に立派な表示板があり、山頂は銀杏の木が植えられて良く整備されていた。 朝の清々しい空気の中で周囲の山々を見渡すには良い場所だ。
平塚の山頂までの道は少々ヤブが多い。 道の脇には畑があり、タマネギ、ラッキョウが植え付けられたばかりだ。 大豆はもうすぐ収穫時期らしく葉が枯れかかっていた。 山頂には石像があったが草に埋もれて寂しそうだった。
登山口にはカヤを束ねて積み上げた円錐状のの櫓がが置かれている。 これは1月中旬に行われる伝統行事「道祖神祭り」の櫓とのこと。 登山口には標識に「大塚山公園」の文字があるが、ほとんど消えかかっていた。 山頂までは階段があり、ゆっくり歩いても5分ほどだ。 (最後の石段は13段) 山頂には石祠と神事が行われるためなのだろうか、土盛りした舞台ができあがっていた。 8月初旬には、国選択無形文化財のひとつになっている大塚山柱松子の神事が行われる場所だ 猫爺さんによれば、以前来たときはこの舞台の上に立派な建物があったと言うが、いまは柱の土台があるだけだ。 山頂には達筆標識があり、このような場所に何年もそのままになっているのは奇跡に違いない。
群馬山岳移動通信/2015 |
この地図の作製に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50メッシュ(標高)を使用したものである。 (承認番号 平16総使、第652号) |