5月10日(金) 真木お伊勢山に登るのに当初考えていたのは、大神社から登るというものだった。その大神社に入るには公民館の駐車場を利用させていただく必要がある。しかし、その駐車場の入口を見逃してしまい、そのまま道を進んでしまった。Uターンしようにもその場所がなく、しかたなく先に走行していった。すると大きな駐車場があり余裕がありそうだ。この駐車場は近くの特養老人ホームか霊園の利用者のものなのだろう。 地形図を見ればお伊勢山までは水平で距離もごくわずかだ。とりあえずザックを背負って大月富士見苑の中に入ってみるが、墓地の中は迷路のようで分かりにくい。たまたま犬を散歩中の女性がいたので「お伊勢山はどちらですか?」尋ねてみると「それならこちらですよ」と道案内をしてくれた。「そこがお伊勢山ですよ」と指をさされた。その方向には墓地から一段下がったところにある場所だった。女性にお礼を述べてからその場所に降りて行った。 そこには「秀麗富嶽12景 お伊勢山」「白旗史郎」さんの顕彰碑が建っていた。白旗史郎さんは自分にとっては高山植物の素晴らしさを教えてもらったようなものだ。背表紙がボロボロになった本は今でも大切に保管している。さらに白旗さんが作詞した「峠に帰る日」 ♪秋の山道 ひとりで下れば 落ち葉ハラハラちりかかる・・・・・ なぜか今でも覚えている。 このお伊勢山からは確かにきれいな富士山を飽きることなく眺めることができる。 駐車場からわずか3分でこの展望が得られる山はなんと贅沢なやまなのだろう。
しかし、車に戻っても何かスッキリしないので、帰りながら大神社に立ち寄ることにした。帰りはスンナリと駐車場が見つかった。場所は「真木公民館上真木分館」と言うところなので、公民館の利用があるときは使用できないかもしれない。また遊具があるので子供が遊んでいる場合があるので注意が必要だろう。 鳥居をくぐり九十九折れの石段を登っていくが、これがかなりの急登で、すぐに息が上がってしまった。本殿にお参りしてから付近を散策してみる。ここは桜の名所なので、その時期はかなりにぎわう事だろう。ライトアップのための白熱電球がまだ残っているが当然この時期は葉桜となっている。しかし、ここからの富士山の眺めは素晴らしく、桜の季節は見ごたえがあるだろう。
駐車場10:25--(.03)--10:28お伊勢山10:36--(.03)--10:39駐車場 群馬山岳移動通信/2024 |
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