霧積から紅葉の山を歩く「剣の峰」
登山日2021年11月5日


剣の峰山頂からの展望(浅間山は中央左奥)
剣の峰(けんのみね) 標高1430m 群馬県安中市・群馬県高崎市
去年の5月に霧積から鼻曲山に登ったが、この時にモミジがずいぶん多いと感じた。これなら紅葉の季節に歩いてみたいと思っていた。霧積には「剣の峰」があり、昔に登ったのだが記憶がない。山頂に遭難碑があり展望が無かったという印象しかない。これを機会に「剣の峰」に登ることにした。

11月5日(金)
義兄の納骨、母親の3回忌と立て続けに行事が続いた。これではストレスが溜まるばかり、会社を休んでちょっとだけ山を歩くことにした。狭い林道を辿り、かつて霧積館があった場所に到着する。すでに2台の車が駐車してあったが、フロントガラスは朝露に濡れていたところを見ると、金湯館の宿泊者と思われる。ゆっくりと支度を整えて登山道を歩き始める。この辺りの紅葉が最盛期で、朝の光が射し込むとその輝きが増して見える。

ホイホイ坂と呼ばれる道は林道と合わさり、さらにその先に「鼻曲山」「剣の峰」の登山口がある。ここからは立ち止まっては黄葉を眺めながら歩くことになった。



十六曲峠には朽ち果てた標識があり、右に直角に方向を変えて登ることになる。標高は1200m付近になるのだが、この辺りで紅葉は散り始めていた。

「剣の峰」山頂は三角点と朽ち果てた標識、そして記憶通りに遭難碑があった。展望はやはり乏しく寂しい場所だった。このまま「角落山」まで行くことも考えたが、今日のところはここまでにする。


ピークは「剣の峰」

浅間山と手前は鼻曲山

剣の峰の標識


帰りは霧積温泉「金湯館」を見ておくことにする。


ここを下ればもう少し

金湯館が見える


霧積ダムは水を抜いて工事中


【記録】
06:50霧積館(跡地)--(.22)--07:12林道(登山口)--(.33)--07:45分岐--(.22)--08:07十六曲峠--(1.28)--08:35剣の峰08:55--(.53)--09:48林道(登山口)--(.04)--09:52金湯館09:56--(.19)--10:15霧積館跡地


車に戻ったのが10時をわずかに回ったところ。まだ時間があるので裏妙義を歩いてみることにした。ここは標高600m程度なので紅葉は始まったばかりだった。
見頃は一週間後か?


旧国民宿舎から見る

紅葉はまだ早かった


群馬山岳移動通信/2021


GPSの記録に失敗したためスマホのスクリーンショット