27年ぶりに掃部ヶ岳(榛名山)
登山日2023年8月19日


硯岩からの榛名富士と榛名湖

掃部ヶ岳(かもんがたけ)標高1449m 群馬県高崎市・群馬県吾妻郡

猛暑が続く毎日、近くの榛名山に出向いてみた。登山口は標高1100メートルだが全く涼しくはない。
日向に出ればすぐに汗が噴き出す始末だ。とにかく湿気が高く不愉快極まりない。

掃部ヶ岳は1996年に登っているが、その後は全く登る機会はなかった。

ザックには水筒と菓子パンを入れ、簡単な装備で歩き出した。
登山口は藪に覆われていたが、すぐに鬱蒼とした植林地に入り、木製の階段が続くようになる。
植林地に入ると日陰なので日差しは無いが、暑くて首に巻いたタオルはすぐにびしょびしょになった。





硯岩の分岐からは笹が深くなってくる。見ればこのあたりにも別荘のしゃれた建物が見えているので昔と違ったなと思う。
かつての遊歩道の木製の階段は荒れ果てて、とても歩ける状態に無い。
そんなものだから階段の部分は笹に覆われて、廃道化してしまっている。
その脇に道が出来上がっているのだが、それも整備していないものだから、笹に覆われて足元は見えない。
それでも掃部ヶ岳は榛名山の最高峰と言うので、それなりに歩く人はいるのだろう。木の根は表皮が剥がれてしまっている。




汗だくになって登り詰めると傾斜は弱まり山頂まで0.2Kmの標識が現われすぐに山頂に飛び出した。
山頂からは榛名湖方面の一部が開けていたが、あいにくのどんよりとした大気のために気持ちよくは見ることはできなかった。
菓子パンを食べて時間を過ごしていると、二組の登山者が相次いで到着した。遠くでは雷の音も聞こえだしたので早々に下山を始めた。






途中で硯岩に立ち寄り定番の風景を見てから下山した。



まだ時間が早いのでゆうすげの道を散策してみる


ススキにオミナエシ、秋を感じる風景となっていた。





登山口12:16--(.43)--12:59掃部ヶ岳13:17--(.19)--13:36硯岩13:50--(.07)--13:57登山口

群馬山岳移動通信/2023


この地図の作製に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50メッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平16総使、第652号)