梅雨に入ってからはその季節にふさわしく、山歩きには向かない日が続く。
6月25日も天気情報では雨の一日。
農作業も思うように行きそうにない。
そんな一日をピークハントは諦めて、山の空気を吸いに行くことにした。
しかし、何か目的がなければ歩く気力も薄れる。
そこで、石拾い山行と言うことで、鉱物採取に出かけることにする。
農作業の道具であるハンマーとタガネを持参しての山行だ。
予想に反してとっても良い天気。
沢水も心地よく感じられる。
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ハンマーとタガネ
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小さいが水晶がびっしりと付いている |
黄鉄鉱の光は魅力的
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これが紫だったら価値があるんだろうなあ |
自分で見つける喜びは大きい |
水晶に光を当てるとそれなりの透明感
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大きな石は8キログラムもある
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駐車地点からおおよそ1時間半で採取地点に到着。
天気は終始太陽が照りつけ、天気情報は見事に外れている
まず最初に目に付いたのは太陽の光を反射する黄鉄鉱だった
持ち帰るのに重かった |
これが金だったらなあ |
金額的な価値など無いが自分で採取した喜びはある
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それにしても鉱物採取は危険がいっぱい。
ガレ場を下降していたら、スリップして尻餅をついた。
その途端、尾てい骨に激痛。
しかし、欲に目がくらんで、そのまま採取を続行。
石だけで13キログラムもザックに入れてヨタヨタしながら歩いた。
結局、車の運転は激痛を伴うので、左足を床につけて踏ん張り、おしりを浮かせた状態で運転。
二時間半のドライブはとってもきつかった。
まあ、尾てい骨は治療の方法もないから、この痛みに耐えて暫く過ごすしかなさそうだ。
今回の鉱物採取地点は鉱物マニアの間では有名らしいが、あえて記載することは控えることとする。
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