4月の里山歩き「崇台山」「三ツ岩岳」「しれいた山」    
登山日2010年4月




諸々の事情でなかなか山に行くことが出来なくなっている。
4月は山歩きが出来なくなってしまうのかと消沈していたが、早朝のちょっとした時間に山に出かけてみた。


4月17日(土)
昨夜から季節はづれの雪が降った。
桜の花も満開となり、新緑の芽吹きもはじまったこの時期の景色を眺めに近所の「崇台山」に行ってみた。
当然、雨傘にゴム長靴と言うスタイルである。
この時期の雪はすぐに溶けてしまって、早朝のわずかな時間だけの景色となった。



山頂のベンチは花びらと雪で埋まっていた


新緑と桜と雪と

山頂は幻想的

こんな景色は滅多にないだろう



4月29日(祝)

例年の決まりである(?)三ツ岩岳にアカヤシオを見に行った。
ゴム長靴を履いて朝の5時半に歩き出した。
一時間弱で山頂に到着。
しかし、アカヤシオは今年の異常気象の降雪と降霜で花芽がやられてしまい、寂しい限りだ。

登山口05:27--(.58)--06.25山頂06:47--(.22)--07:09登山口


これでは寂しい


去年はこんな感じ



4月29日(祝)

三ツ岩岳に登ったが時間が早すぎる
そこで以前、強風で登ることが出来なかったしれいた山に登ることにした。
しれいた山はエアリアマップの位置とは違っている。
宮室地区から見える白い岩壁の山である。

おなじみの林道から適当に斜面を急登を登り上げるとしれいた山の基部に辿り着いた。
以前あった松の木は無惨にも倒れていた。
風がなければ、何のこともなく馬の背も簡単に渉ることが出来た。
しかし、あいにくガスが巻いていて高度感を味わうことも出来なかった。

途中には山桜が満開で、最近ラジオの朗読で聞いた藤沢周平さんの短編小説「山桜」の一節が心に響いた。


07:33駐車地点--(.33)--08:06尾根----08:14山頂08:25--(.20)--08:45駐車地点


林道は倒木があり進めない

頂上直下の松の木が倒れていた

レンゲツツジの咲く山頂部分

ちょっと怖い馬の背を歩く




 群馬山岳移動通信 /2010/