吾妻山(榛名)とMBT局のお別れ会
登山日1996年9月1日


吾妻山(あづまやま)標高831m 群馬県北群馬郡

9月1日(日)

 今までこのRBBSにおいて、偉大な足跡を残している山田OMが10月1日をもって栄転と決まった。そこで桜井さんが発起人となって県立伊香保森林公園でお別れ会を開催する事が告げられた。これは参加しない事には、申し訳ない。それにそうそうたるOMの顔ぶれが気になった。

 開催時間は11時30分との事なので、時間があるので適当な山に登る事にした。そこでかねてから気になっていた「吾妻山」に登る事にした。「陸上自衛隊相馬ヶ原演習場」の東の交差点から榛名山に向かって曲がる。途中「富士見峠」を過ぎて、更に登ると左側に「遊歩道」の標識が見える。しかし道の幅員が狭く車を駐車する余地がない。しかたなく、そこを通過してさらに登るとやっと広いスペースがあった。そこに車を駐車して支度をして歩き始めた。遊歩道の標識のそばには「吾妻山」の文字もあり、道が間違い無い事を示していた。どこかの公共機関が設置して、そのあとの手入れをしない何処にもあるような木の階段の道を歩く。杉の木が鬱蒼としており、あまり気持ちが良いとは言えない。
 ときおり現れるのはホトトギスの花で、他には目立つものはみられない。やがて道はピークに到達して再び降り始める。なんだこれは、地形図をみれば確かに今いるピークよりも「吾妻山」は低いではないか。ともかく道を下りて鞍部に到着すると、そこには下から登ってくる道と交わっていた。はたしてそれがどこから来るのか、見当もつかない。

 鞍部から更に登ると展望の無い「吾妻山」山頂に到着した。標識はなく四等三角点とそこに立てられたダンダラ棒が山頂である事を示していた。下の方では「榛名モータースポーツランド」の騒音が気になる。ここで自宅にいる7N3VZTと交信して山頂をあとにした。

 車に戻り、服を着替えて「森林公園」に向かった。

 既に林さんが「つつじヶ岡」の東屋でアンテナをセッティングして待ちかまえていた。それからは各局が次々に集まり、楽しい宴となった。

 山田さんの栄転とは言うものの、かなりの問題を抱えているにもかかわらず、笑顔が絶えなかったのが救いでした。それに今までのアンテナの技術報告には感心しました。(私にはまったく解りませんでしたが)

 桜井さんと中沢さんの「*.JPG」ファイルには驚きました。帰ってからエクスプローラーを起動して開いたら素晴らしい画像が表れました。なにかこちらも刺激を受けて、新しいものにチャレンジしたいと思いました。

 各局と過ごした7時間あまりがたいへん短く感じました。それだけ皆さんの趣味が多岐に渡り、退屈さを感じなかった為でしょう。

 山田さんとこれでお別れかと思うと、ちょっと寂しくなり去りがたくなった事も事実です。山田さん次の任地でもがんばって下さい。



「記録」

登山口09:58--(.12)--10:10吾妻山山頂10:25--(.11)--10:36登山口