激痛に耐えながら「石拾い山行」
                                          登山日2011年6月25日





水晶・黄鉄鉱を探す

梅雨に入ってからはその季節にふさわしく、山歩きには向かない日が続く。

6月25日も天気情報では雨の一日。
農作業も思うように行きそうにない。
そんな一日をピークハントは諦めて、山の空気を吸いに行くことにした。
しかし、何か目的がなければ歩く気力も薄れる。

そこで、石拾い山行と言うことで、鉱物採取に出かけることにする。
農作業の道具であるハンマーとタガネを持参しての山行だ。



予想に反してとっても良い天気。
沢水も心地よく感じられる。


ハンマーとタガネ

小さいが水晶がびっしりと付いている


黄鉄鉱の光は魅力的

これが紫だったら価値があるんだろうなあ

自分で見つける喜びは大きい

水晶に光を当てるとそれなりの透明感


大きな石は8キログラムもある



駐車地点からおおよそ1時間半で採取地点に到着。
天気は終始太陽が照りつけ、天気情報は見事に外れている
まず最初に目に付いたのは太陽の光を反射する黄鉄鉱だった



持ち帰るのに重かった

これが金だったらなあ

金額的な価値など無いが自分で採取した喜びはある
それにしても鉱物採取は危険がいっぱい。
ガレ場を下降していたら、スリップして尻餅をついた。
その途端、尾てい骨に激痛。
しかし、欲に目がくらんで、そのまま採取を続行。

石だけで13キログラムもザックに入れてヨタヨタしながら歩いた。

結局、車の運転は激痛を伴うので、左足を床につけて踏ん張り、おしりを浮かせた状態で運転。
二時間半のドライブはとってもきつかった。

まあ、尾てい骨は治療の方法もないから、この痛みに耐えて暫く過ごすしかなさそうだ。

今回の鉱物採取地点は鉱物マニアの間では有名らしいが、あえて記載することは控えることとする。



群馬山岳移動通信/2011